ピラミッドが並んでいるようなジグザグ模様がつくれるワイヤーウィーブのやり方を解説します。基本的なワイヤーウィービングパターンの一つです。
用意するもの
- #20ワイヤー : 10cm 5本
- #28ワイヤー : 100cm 1本
- チェーンノーズプライヤー
- ニッパー
補足
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プライヤー類についてはこちらの記事を、ワイヤーについてはこちらの記事を参考にしてください。
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過去の”ワイヤーの編み方”の記事では芯ワイヤーを示すのにトランプのスートを使っていましたが、今回は芯ワイヤーが5本なので数字にしました。そのため左利き用に画像を反転させると数字も反転してしまいます。ごめんなさい(;∇;)
いろいろ考えたのですが、反転させても変わらず、順番がわかりやすい記号が、思いつきませんでした。
Step. 1
非利き手に#20ワイヤーを1本と、#28ワイヤーを持ちます。
右利きの人は左手で両ワイヤーの左端を、左利きの人は右手で両ワイヤーの右端を持ってください。
#28を#20に3~5回巻き付けます。
これは巻いたワイヤーが解けないようにするためのストッパーで、パターンの一部ではありません。
イラストと同じように、#20の手前・上側から巻いてください。下からでもできますが、説明が少し違ってきてしまいますので。
Step. 2
上に#20を1本追加。2本の#20を下から順に①、②とします。
2本の#20に#28を2回巻き付けます。
①の下側から#28を表へ、②の上側から#28を裏へ。これを2回繰り返します。
Step. 3
上に#20を1本追加。これを③とします。
②と③に2回巻き付けます。
①と②の間から#28を表へ出し、③の上から#28を裏へ。
Step. 4
上に#20を1本追加。これを④とします。
③と④に2回巻きます。
②と③の間から#28を表へ、④の上から#28を裏へ。
Step. 5
上に#20を1本追加。これを⑤とします。
④と⑤に2回巻きます。
③と④の間から#28を表へ、⑤の上から#28を裏へ。
ピラミッドの頂点に着きました。次から下りに入ります。
Step. 6
③と④に2回巻きます。
②と③の間から#28を表へ、④と⑤の間から#28を裏へ。
Step. 7
②と③に2回巻きます。
①と②の間から#28を表へ、③と④の間から#28を裏へ。
1つめのパターンが完了しました。次からパターン2つめに入ります。
Step. 8
①と②に2回巻きます。
①の下から#28を表へ、②と③の間から#28を裏へ。
Step. 9
②と③に2回巻きます。
①と②の間から#28を表へ、③と④の間から#28を裏へ。
Step. 10
③と④に2回巻きます。
②と③の間から#28を表へ、④と⑤の間から#28を裏へ。
Step. 11
④と⑤に2回巻きます。
③と④の間から#28を表へ、⑤の上から#28を裏へ。
Step. 12
③と④に2回巻きます。
②と③の間から#28を表へ、④と⑤の間から#28を裏へ。
Step. 13
②と③に2回巻きます。①と②の間から#28を表へ、③と④の間から#28を裏へ。
Step. 14
Step8~Step13を繰り返し、練習してください。最後に①と②に2回巻いたら、ストッパーとして①に3~5回巻き、巻き始めと巻き終わり部分の#28を切り取って完成です。#28の切り口が①と②の間に挟まった状態になるように切り、切り口はチェーンノーズで①に押さえておきましょう。