カボションを使ったペンダントを作るときなどに、枠として使うのにぴったりなワイヤーウィーブを解説します。かなり幅があるので石をしっかりホールドできます。
用意するもの
- #20(0.9mm)ワイヤー
- #28(0.35mm)ワイヤー
- チェーンノーズプライヤー(先細ペンチ)
- ニッパー
補足
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プライヤー類についてはこちらの記事を、ワイヤーについてはこちらの記事を参考にしてください。
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ウィービングワイヤー(巻き付けるワイヤー)として一般的によく使われるのは、30,28,26ゲージあたりです。太い方が見やすいのでこの記事では28ゲージワイヤーを使っていますが、もし難しかったら30ゲージを使ってみてください。細い方が軟らかくて扱いやすいです。
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左利きの人は、サイドバーに写真を反転させるボタンがあるので使ってください。サイドバーは右上の≡をタップすると表示されます。
編み方
Step. 1ワイヤーを準備
10cmくらいの20ゲージワイヤー5本と、100cmくらいの28ゲージワイヤーを1本用意してください。
20ゲージワイヤー1本と、28ゲージワイヤーを左手に持ちます。左端から3cmくらいの持ちやすいところでいいです。20ゲージワイヤー1本と、28ゲージワイヤーを右手に持ちます。右端から3cmくらいの持ちやすいところでいいです。
そして20ゲージワイヤーに28ゲージワイヤーを3~5回ほど巻き付けます。20ゲージワイヤーの上から裏側へ、20ゲージワイヤーの下から表側へ、の方向で巻いてください。これはワイヤーウィーブが解けないようにするためのストッパーで、パターンの一部ではありません。
Step. 21パターン目
#28ワイヤーを巻き付けた#20ワイヤーの上に、20ワイヤーを1本追加します。
#28ワイヤーを、2本の#20ワイヤーに2回巻きます。(緑でハイライト)
Step. 3
2本の#20ワイヤーの間から#28ワイヤーを表側へ通します。#20ワイヤーの右端から滑り込ませるとやりやすいです。#20ワイヤーの左端から滑り込ませるとやりやすいです。
上に#20ワイヤーを1本追加します。
この後も#20ワイヤーを1本ずつ、あと2本追加していくんですが、これらの#20ワイヤーを下から順に1️⃣2️⃣3️⃣4️⃣5️⃣とします。
2️⃣3️⃣に2回巻きます。
まず3️⃣の上から裏側へ曲げます。
Step. 4
3️⃣の下から#20ワイヤーを表側へ通します。
上に#20ワイヤーを1本追加します。これを4️⃣とします。
step3と同じようにして、3️⃣4️⃣に2回巻きます。
Step. 5
#28ワイヤ-を4️⃣の下から表側へ通し、上に#20ワイヤーを追加します。これを5️⃣とします。
Step. 6
ここから折り返しです。3️⃣4️⃣に2回巻きます。
まず3️⃣の下から表側へ通します。
Step. 7
2️⃣3️⃣に2回巻きます。
2️⃣の下から表側へ、3️⃣の上から裏側へ。
Step. 8
1️⃣2️⃣に2回巻きます。
1️⃣の下から表側へ、2️⃣の上から裏側へ。
1パターン目が完成しました。
Step. 92パターン目
ここから2パターン目です。
2️⃣3️⃣に2回巻きます。2️⃣の下から表側へ、3️⃣の上から裏側へ。
3️⃣4️⃣に2回巻きます。3️⃣の下から表側へ、4️⃣の上から裏側へ。
4️⃣5️⃣に2回巻きます。4️⃣の下から表側へ、5️⃣の上から裏側へ。
Step. 10
折り返しです。3️⃣4️⃣に2回巻きます。3️⃣の下から表側へ、4️⃣の上から裏側へ。
2️⃣3️⃣に2回巻きます。
2️⃣の下から表側へ、3️⃣の上から裏側へ。
1️⃣2️⃣に2回巻きます。
1️⃣の下から表側へ、2️⃣の上から裏側へ。
2パターン目が完成しました。step9と10を繰り返して、#28ワイヤーが短くなるまで練習してください。
Step. 11端の始末
右端近くまでできたら、最後に#28ワイヤーをいずれかの#20ワイヤー1本に数回巻き付けます。左端近くまでできたら、最後に#28ワイヤーをいずれかの#20ワイヤー1本に数回巻き付けます。これはワイヤーウィーブが解けないようにするためのストッパーです。
余分なワイヤーを切り取ります。切り取るときは切り口が2本の#20ワイヤーの間に挟まった状態になるように根元から切り取ります。切り口をプライヤーで押さえてから、指で擦ってみて引っかからないことを確認してください。