ワイヤーを四つ編みにした指輪の作り方です。
先日、アクセサリーショップで見かけた指輪がワイヤーで作れそうだったので作ってみました。
ワイヤーを髪の毛と同じように編み込んだだけなので、髪の編み方を知っているならこの指輪は簡単に作れます。(もちろんこの記事でも解説をしているので、編み方を知らなくても大丈夫です。)
ワイヤーアクセサリーはいつも端をどうするかが課題になりますが、できるだけ自然で目立たない端の処理法も考えました。
用意するもの
- #24(0.55mm)ワイヤー
- チェーンノーズプライヤー(ラジオペンチ)
- フラットノーズプライヤー(平ペンチ)、またはナイロンジョープライヤー
- ニッパー
- リングマンドレル
- 油性マーカー
作り方
片方のワイヤーの中心部分をさらに曲げて、4mm×8mmくらい滴形にします。滴形を左側にして持ったとき、ワイヤーの先端が右上を指す方を表側に重ねてください。滴形を右側にして持ったとき、ワイヤーの先端が左上を指す方を表側に重ねてください。
非利き手でフラットノーズプライヤーを持ち、滴形の交差部分の少し左を固定します。非利き手でフラットノーズプライヤーを持ち、滴形の交差部分の少し右を固定します。
もしナイロンジョープライヤーを持っていたら、そちらを使ってください。その方がワイヤーに傷がつきにくいし固定しやすいです。
フラットノーズプライヤーを離さないよう気を付けながら、step1で最初に折り曲げた部分を切り離します。
ワイヤーの先が鉤爪状に曲がっていると制作中に危ないので、プライヤーを使ってまっすぐにしておいてください。
Step. 2
これから四つ編みをしていきます。
ワイヤーの重なりかたを下の写真と同じようにしてください。
上向きの2組(青と緑)は、U字ワイヤー(緑)が表側。下向きの2組(橙と紫)は、滴型ワイヤー(橙)が表側です。
このまま編み進めていくと、"滴形ワイヤー"、"U字ワイヤ-"という呼び方ではわかりにくいので、次のステップから"前方のワイヤー"、"後方のワイヤー"と呼びます。
下の写真の場合、紫と緑が前方のワイヤー、青と橙が後方のワイヤーです。(右に編み進めていくので)(左に編み進めていくので)
Step. 5
3コマ編めたら、もうフラットノーズプライヤーは外しても大丈夫なはずです。手で持って、step3~4を繰り返し、作りたいサイズの内周の長さを少し超えるまで編んでください。私は10号(内周50mm)を作りたいので、55mmまで編みました。
⚠️
私はリングマンドレルの代用にマッキーを使いますが、私と同じようにマッキーを使う場合、四つ編みの長さが55mmより短いと、マッキーの一番細い部分に巻き付けることができません。
マッキーを使う場合は、10号より小さいサイズを作りたくても55mmまで編んでください。
Step. 7
リングマンドレルに通して、チェーンノーズプライヤーを使ってリングの幅を絞りながら、マンドレルの太い方に向けてリングを押し込んでいきます。
マンドレルをくるくる回しながら、リング全体を少しずつ絞ってください。