ワイヤー１本で作れるケルト結びのペンダントです。
18ゲージのワイヤーを使うのでちょっと硬くて扱いづらいんですが、構造はとても簡単なのでぜひ作ってみてください。
用意するもの
- #18(1.2mm)ワイヤー
- #30(0.3mm)ワイヤー
- 6mm 丸ビーズ : 1個
- ラウンドノーズプライヤー(丸ペンチ)
- チェーンノーズプライヤー(先細ペンチ)
- フラットノーズプライヤー(平ペンチ)
- ニッパー
- 太さ8mmの丸い棒(編み棒など)
- やすり(任意)
- 金属に書けるペン
作り方
Step. 1
25cmの18ゲージワイヤーを1本用意してください。
ワイヤーの中心を直角より少し狭いくらいの角度に曲げ、曲げた部分から33mmの所にペンで印をつけます。
曲げた部分に8mmの棒を添えて紡錘形を作ります。左から右へ向かう方を裏側に、右から左へ向かう方を表側に重ねます。左から右へ向かう方を表側に、右から左へ向かう方を裏側に重ねます。
紡錘形の中に棒を通したまま、もう一つ紡錘形を作ります。さっきと同じように、左から右へ向かう方を裏側に、右から左へ向かう方を表側に重ねます。さっきと同じように、左から右へ向かう方を表側に、右から左へ向かう方を裏側に重ねます。
印をつけた部分同士を重ねて、一番太い部分の幅が5mm位になるようにし、左右対称形になるように時間をかけて整えてください。
Step. 2
２つ目の紡錘形の上端をプライヤーで固定しながら、手で2cmほどワイヤーをねじります。
さらにプライヤーを使って2~3回ねじって締めます。
２つの紡錘形の境目で、表側に少し曲げます。
ねじりはじめ部分を表側に少し曲げます。
ねじり終わり部分で、ワイヤーが水平になるように広げます。
Step. 4
丸プライヤーを使ってねじった部分を裏側に丸め、輪を作ります。
Step. 5
右のワイヤーを前面に向けて丸め、上の紡錘形の中に差し込みます。左のワイヤーを前面に向けて丸め、上の紡錘形の中に差し込みます。#18ワイヤーは硬くてちょっと大変なんですが、ある程度差し込めたら表側から親指で押し込んでください。
必要ならプライヤーを使って角度を整えます。
差し込んだワイヤーをまっすぐに整えます。ナイロンジョープライヤーなどの工具を使うとワイヤーがさらに硬くなってしまうので、できるだけ手で整えた方がいいです。
写真で星印をつけてある部分にもう一方のワイヤーを表側から差し込みます。さっきと同じように前面に向けて丸めてから差し込み、まっすぐに整えます。
Step. 6
13cmくらいの#30ワイヤーを用意し、中心部分を下の紡錘形の左側に引っかけます。13cmくらいの#30ワイヤーを用意し、中心部分を下の紡錘形の右側に引っかけます。
#30ワイヤーに6mmビーズを通します。
紡錘形の右側に１回巻き付ます。紡錘形の左側に１回巻き付ます。(緑でハイライト)
#30ワイヤーの片方だけをまたビーズに通します。
左側に戻ってきた#30ワイヤーを、紡錘形の左側に１回巻き付けます。右側に戻ってきた#30ワイヤーを、紡錘形の右側に１回巻き付けます。
ビーズ穴の横で#30ワイヤーに数回巻き付けてから、余りを切り取ります。
ワイヤーの切り口が飛び出していると危ないので、端をプライヤーで押さえて寝かせておきます。
Step. 7
右側のワイヤーを前面に向けて曲げてから、柔らかい曲線を描きながらビーズの左側に流します。左側のワイヤーを前面に向けて曲げてから、柔らかい曲線を描きながらビーズの右側に流します。
反対側も同じように前面に向けて曲げてからビーズの右側に流します。反対側も同じように前面に向けて曲げてからビーズの左側に流します。
左側のワイヤーをビーズ穴の横あたりで裏側に曲げます。右側のワイヤーをビーズ穴の横あたりで裏側に曲げます。
ちょっと傷がついてしまうかもしれませんが、紡錘形の縁に重なる部分をプライヤーで固定しながら曲げると形が崩れにくいです。傷はあとでヤスリで磨いてください。
裏に曲げたワイヤーを短く切って紡錘形に固定します。
右側のワイヤーも同じように裏に曲げて、固定します。左側のワイヤーも同じように裏に曲げて、固定します。
Fin
完成です。お疲れ様でした🍵
