用意するもの
- #18(1.2mm)ワイヤー #18(1.2mm) Round wire
- #20(0.9mm)ワイヤー #20(0.9mm) Round wire
- #30(0.3mm)ワイヤー #30(0.3mm) Round wire
- 18mm×13mm 楕円カボション : 1個 1 Piece 18mmx13mm Oval cabochon
- 4mm 丸ビーズ : 2個 1 Piece 4mm Round bead
- 3mm 丸ビーズ : 6個 3 Pieces 3mm Round bead
- 直径2cmくらいの円筒状のもの Cylindrical object about 2cm in dia
- チェーンノーズプライヤー Chain-nose pliers
- ラウンドノーズプライヤー Round-nose pliers
- ニッパー Wire cutters
- 油性マーカー Permanent marker
- ハンマーと金床 Hummer and Anvil
- 紙と鉛筆 Paper and Pencil
ワイヤーの規格の違いに気を付けてください
- この記事は基本的なワイヤーウィーブができることを前提に書いています。作り始める前にStep2を見てみて、編み方が分かるか確認してください。過去記事でも解説した杉編みができるなら問題ないと思います。

【ワイヤーの編み方講座#6】杉編み | K's Wire Art
ワイヤーアートの基礎技法、ワイヤーウィーブの解説第6回目。私が勝手に杉編みと呼んでいるパターンの解説をします。芯が露出している部分が多いので、スッキリした明るい印象のパターンです。
- 丸ビーズには何度かワイヤーを往復させるので、穴が小さめの場合はあらかじめビーズリーマーで広げておいてください。
- "直径2cmくらいの円筒状のもの"は、三日月形の内側の弧を作るのに使います(Step1)。マーカーとか口紅とか、2cmくらいであれば何でもいいです。私はゼブラのハイマッキーを使いました。
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三日月形の下絵を描くのに方眼紙があると便利です。方眼紙を持っていない人は、方眼紙ネットとかblocklayer.comなどからダウンロードし印刷することもできます。でもそもそも下絵を描くのが面倒だったら、このリンクの画像を拡大縮小せずに印刷してください。印刷する場合は"紙と鉛筆"は必要ありません。
作り方
Step. 2
カボションの枠を作ります。
10cmの#20ワイヤーを2本と、20cmの#20ワイヤーを1本用意し、それぞれ中心に印をつけてください。
20cmワイヤーは中心から5cm部分にも印をつけておくと、あとで3本のワイヤーの位置合わせをするのに便利です。
120cmの#30ワイヤーを用意します。10cmの#20ワイヤーの中心に、#30の中心を3回巻き付けてください。
そしてこのワイヤーの上に20cmワイヤー、その上に10cmワイヤーを持ち、中心をそろえてください。
一番下の#20ワイヤーに5mmほどコイルしてください。(写真はコイルしすぎてます)
これでワイヤーウィーブは完了です。3本の#20ワイヤーの中心が揃っていることを確認してください。ずれている場合は、20cmのワイヤーの中心から5cmのところにつけた印に、2本の10cmワイヤーの端をそろえればいいです。このとき、ワイヤーウィーブの中心がワイヤーの中心からずれないように注意。
ワイヤーウィーブの10cmたるませた部分(Step3)を三日月形の内側の弧に重ねた時、コイルの終わり部分が三日月形の外側の弧にぴったり重なるように、コイルの長さを調整してください。
(三日月形には表裏があります。表は三日月形先端部分で外側の弧が上に重なっている方です。)
渦巻き飾りとビーズ穴の間の#30に1回巻きます。右から表へ、左から裏へ通す方向で巻いてください。(あとでカボションの左側に3mmビーズを取り付ける時は、左から表へ、右から裏へ通す方向で巻いてください。)
#30を、S字パーツと三日月形の外側の弧が触れる部分に2回ずつ巻いて固定します。巻き付ける向きに注意してください。下側の#30(写真では左)は、S字パーツの輪の中に裏から通し、三日月形の外側から裏へ回す方向で。上側の#30は、三日月形の外側から表側に出し、S字パーツの内側から裏へ通す方向です。
S字パーツの下部の輪と、三日月形の内側の弧が触れる部分に#30を2回巻いて、残りは切り取ります。私は巻き目の中に#30を通してから切りとりましたが、耐久性を重視するなら、三日月の内側の弧に数回巻いてから切り取ってください。