穴のない天然石をワイヤーで包んだカボチャペンダントの作り方を解説します。
ハロウィンに手作りアクセサリーはいかがでしょうか？
用意するもの
- #18(1.2mm)ワイヤー #18(1.2mm) Round wire
- #20(0.9mm)ワイヤー #20(0.9mm) Round wire
- #26(0.45mm)ワイヤー #26(0.45mm) Round wire
- #30(0.3mm)ワイヤー #30(0.3mm) Round wire
- 楕円カボション 25mm×18mm 1個 1 Piece 25mm×18mm Oval cabochon
- いつも使っている基本的なプライヤー類 Basic pliers you always use
- ニッパー Wire cutters
- 6mmくらいの太さの丸い棒 Round stick about 6mm thick
- ハンマーと金床 Hummer and Anvil
ワイヤーの規格の違いに気を付けてください
🔸"ハンマーと金床"はどちらかと言えばあった方がいいですが、なくても作れます。
Step. 1
24cmの#18ワイヤーを用意し、中心をチェーンノーズプライヤーで曲げます。
曲げた部分の左右3mmくらいのところを、チェーンノーズプライヤーで逆向きに曲げます。
さらにその両脇3mmくらいのところを逆向きに曲げ、ジグザグにします。
Step. 2
ジグザグの部分を楕円カボションの長い方に合うように形を整えてから、カボション周りを囲います。
中心線上でワイヤーを上向きに曲げます。枠の形が完成しました。
Step. 3
ハンマーと金床を持っている人は、枠の両脇(緑でハイライト)をハンマリングしてください。
中にカボションをはめて形を整えます。
枠とカボションの間に1mmくらいの隙間を作っておくと、最後に枠と装飾を固定する作業がやりやすくなります。
Step. 4
50cmの#26ワイヤーを用意し、カボチャ形の上2.5cmのところまで巻きつけます。
#26の巻き始め部分は10cmくらい残しておいてください。
枠をフラットノーズプライヤーで固定し、#26を巻き付けた部分を少し前面にたおします。
6mm位の太さの棒を使って裏に曲げます。
Step. 5
裏に曲げた#18を、カボチャ形枠の上端から5cmのところで切りそろえます。
端を外回りに丸めます。
さらに外回りに大きく丸めて、両脇を枠に重ねます。
Step. 6
#24cmの#20ワイヤーを用意し、ラウンドノーズプライヤーを使って半分に曲げます。
枠の表側から、#18を跨いで裏へ通します。
step1で作ったジグザグの2カ所のくぼみ部分から、表側に曲げます。
枠にカボションをはめて、#20をカボション上部で交差させます。
Step. 7
24cmの#20ワイヤーを用意し、チェーンノーズプライヤーで中心を曲げ、緩く内側にカーブさせて紡錘形にします。
カボションの上部から、枠の中に差し込みます。
左のワイヤー(緑)を裏の#18の右へ、右のワイヤー(青)を裏の#18の左へ通します。左のワイヤー(青)を裏の#18の右へ、右のワイヤー(緑)を裏の#18の左へ通します。
紡錘形の下端が枠のジグザグの中心に重なるまで少しずつ差し込みます。
10cmの#30ワイヤーを用意し、紡錘形の下端を枠に固定します。
step6の#20ワイヤーを、チェーンを通す部分に引っかけて反対側へ曲げます。
Step. 8
あとは右上、左上の4本のワイヤーでカボチャの蔓を模した装飾を作って、枠に固定するだけです。
なんですが…私はこういう有機的で左右非対称な装飾がすごく苦手なんです💧
一応制作過程の写真だけ載せておきますが、私のお手本は気にせず自由に作ってください。
step4で使った#26ワイヤーの巻き始め部分と最後の余りの部分で、装飾の上部を枠に固定します。固定する必要がなさそうだったらそのまま切り取ってしまって構いません。
FIN
余った#30と#26を切り取ったら完成です🎃
コーティングのない銅ワイヤーを使った場合は、この後でパティーナ加工をして陰影をつけるとトップ写真のようになります。パティーナについてはこちらの記事で解説しています。
