上の写真ではペンダントが目立っていますが、今回解説するのはペンダントを吊り下げているベイルの方です。(右のペンダントトップはこちらで解説しています)
芯となるワイヤーを重ねて「コ」の字形のブレードができる「立体ワイヤーウィーブ」をします。過去記事で解説した”はしごバスケット編み”を少し応用したものなので、さきに過去記事を見て練習しておくと理解しやすいと思います。

【ワイヤーの編み方講座#8】 これができたら一人前!ワイヤーウィーブのハイブリッド、はしごバスケット編み | K's Wire Art
ワイヤーアートの基礎技法、ワイヤーウィーブの解説第8回目。4本の芯ワイヤーを使って、基礎講座3(バスケット編み)と基礎講座7(はしご編み)のパターンを組み合わせた編み方をご紹介します。
今回の作品は、ワイヤーウィーブをやったことがない人にはちょっと難しいです🌀
用意するもの
- #20(0.9mm)ワイヤー
- #30(0.3mm)ワイヤー
- 3mm丸ビーズ : 1個
- ラウンドノーズプライヤー(丸ペンチ)
- チェーンノーズプライヤー(ラジオペンチ)
- ニッパー
- 太さ3mmの丸い棒
- 太さ6mmくらいの丸い棒
- ハンマーと金床(任意)
- 油性マーカー
作り方
Step. 1
30cmの20ゲージワイヤー、15cmの20ゲージワイヤー、160cmの30ゲージワイヤーを用意してください。2本の20ゲージワイヤーは、それぞれ中心部分をラウンドノーズプライヤーの3mmの太さの部分を使ってU字に曲げておいてください。
2本の20ゲージワイヤーのU字に曲げた部分から25mmの部分にペンでしるしをつけ、しるし部分が10mm~15mm位になるようにハの字に開きます。
(どれくらい広げるかはお好みで。15mmまで広げると、トップ写真の左のベイルくらいに幅広になります)
30ゲージワイヤーの、左端から10cm位の部分を、長い方の20ゲージワイヤーに3回巻き付けます。30ゲージワイヤーの、右端から10cm位の部分を長い方の20ゲージワイヤーに3回巻き付けます。U字に曲げた部分から7mmくらいのところに、写真と同じ方向に巻いてください。
ワイヤーウィーブの説明の中で、自分に近い方を"手前側"、その反対側を"奥側"と呼びます。さらに長い方のワイヤーを"上"、短い方のワイヤーを"下"と呼びます。
これで1パターンが完了しました。以降、この繰り返しです。