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太陽のワイヤーペンダント / ワイヤーウィーブのちょっと変わった使い方 -DIYレシピ 22-

太陽のワイヤーペンダント / Sun Pendant

\\🎍 明けましておめでとうございます 🎍//
今年もまたコロナ禍のお正月となってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は初日の出を見に行くのも自粛して、代わりに今年の初投稿を太陽のペンダントにしました。(朝が苦手なので、初日の出なんて見たこともないんですけど。)

2022年も作って楽しいワイヤーアート作品をできるだけたくさん紹介できるよう頑張って参りますので、本年もよろしくお願いします!

用意するもの

Eng
  • #20(0.9mm)ワイヤー #20(0.9mm) Round wire
  • #26(0.45mm)ワイヤー #26(0.45mm) Round wire
  • #30(0.3mm)ワイヤー #30(0.3mm) Round wire
  • 8mm丸ビーズ : 1個 1 Piece 8mm Round bead
  • 2.5mm丸ビーズ : 1個 1 Piece 2.5mm Round bead
  • ラウンドノーズプライヤー(丸ペンチ) Round-nose pliers
  • チェーンノーズプライヤー(ラジオペンチ) Chain-nose pliers
  • フラットノーズプライヤー(平ペンチ) Flat-nose pliers
  • ニッパー Wire cutters
  • 千枚通し Awl
  • 10mmくらいの太さの丸い棒 Rod about 10mm in dia
  • 4mmくらいの太さの丸い棒 Rod about 4mm in dia

ワイヤーの規格の違いに気を付けてください

上のリストに"1mmくらいの太さの丸い棒"というのがありましたが、正しくは10mmです(訂正済み)。1mmの棒を用意してしまった方、本当にごめんなさい😔

🔸リストにある"丸い棒"は100円ショップの編み棒が便利です。

🔸背面からとった写真には"BACK"と書いてあります。

🔸今回の作品はワイヤーウィーブのパターンの数が決まっています。枠の大きさをワイヤーウィーブの長さで調整することができないので、海外製の#26ワイヤー(0.41mm)を使う場合、8mmビーズの代わりに7mmか6mmビーズを使うとちょうどいいかもしれません。(確認はしていません)

🔸ワイヤーウィーブは、以前"杉編み"という名前で紹介した編み方を少しいじった編み方をします。作品を作り始める前に、このワイヤーウィーブ解説記事を見て練習しておくと理解しやすいかも…しれないし、そうでもないかも。まだブログになれていない頃に書いた記事なのでリライト予定です💧 一応リンク張っておきます。

【ワイヤーの編み方講座#6】杉編み | K's Wire Art

【ワイヤーの編み方講座#6】杉編み | K's Wire Art

ワイヤーアートの基礎技法、ワイヤーウィーブの解説第6回目。私が勝手に杉編みと呼んでいるパターンの解説をします。芯が露出している部分が多いので、スッキリした明るい印象のパターンです。

Step. 1

10cmの#20ワイヤーを4本と、15cmの#20ワイヤーを1本、60cmの#26ワイヤーを1本用意してください。

10cmの#20ワイヤー4本、15cmの#20ワイヤー1本、60cmの#26ワイヤー1本

10cmの#20ワイヤーの左端から5cm位のところに、#26を2回巻き付けます。#20ワイヤーの上から裏側へ、下から表側への方向で巻いてください。10cmの#20ワイヤーの右端から5cm位のところに、#26を2回巻き付けます。#20ワイヤーの上から裏側へ、下から表側への方向で巻いてください。

10cmの#20ワイヤーの左端から5cm位のところに、#26を2回巻く
10cmの#20ワイヤーの左端から5cm位のところに、#26を2回巻く

Step. 2

上に15cmの#20を追加します。大体でいいので、2本のワイヤーの中心を揃えてください。追加した#20の上から#26を裏側へ曲げます。

15cmの#20を追加
追加した#20の上から#26を裏側へ

上に10cmの#20ワイヤーを1本追加します。最終的に5本の#20ワイヤーを持つのですが、これらの#20ワイヤーを下から順に①②③④⑤とします。
①と②の間から#26を表側に出して、③の上から#26を裏側へ曲げます。

上に10cmの#20ワイヤーを1本追加
①と②の間から#26を表側に出して、③の上から#26を裏側へ

上に#20を1本追加します。①と②の間から#26を表側に出して、④の上から#26を裏側へ曲げます。

上に#20を1本追加
①と②の間から#26を表側に出し、④の上から裏側へ

①と②の間から#26を表側へ出し、③と④の間から裏側へ出します。

①と②の間から#26を表側へ、③と④の間から裏側へ

①の下から表側へ曲げて、②と③の間から裏側へ出します。

①の下から表側へ曲げて、②と③の間から裏側へ

①に1回巻きます。1つめのパターンが完成しました。

①に1回巻く

Step. 3

Step2と同じパターンをもう一つ作ります。

①の下から#26を表側へ出し、②と③の間から裏側へ出します。

①の下から#26を表側へ出し、②と③の間から裏側へ

①と②の間から表へ、③と④の間から裏へ。

①と②の間から表へ、③と④の間から裏へ

①と②の間から表側へ、④の上から裏側へ。

①と②の間から表側へ、④の上から裏側へ

①と②の間から表へ、③と④の間から裏へ。

①と②の間から表へ、③と④の間から裏へ

①の下から表へ、②と③の間から裏へ。

①の下から表へ、②と③の間から裏へ

①に1回巻きます。

①に1回巻く

Step. 4

3つめのパターンは先の2つのパターンとはちょっとだけ違います。

①の下から表側へ、②と③の間から裏側へ。

①の下から表側へ、②と③の間から裏側へ

①と②の間から表側へ、③と④の間から裏側へ。

①と②の間から表側へ、③と④の間から裏側へ

上に10cmの#20を1本追加します。
①と②の間から表側へ、追加した#20ワイヤーの上から裏側へ。

上に10cmの#20を1本追加
⑤の上から裏側へ

①と②の間から表へ、③と④の間から裏へ。

①と②の間から表へ、③と④の間から裏へ

①の下から表側へ、②と③の間から裏側へ。

①の下から表側へ、②と③の間から裏側へ

①に1回巻きます。

①に1回巻く

小さいパターンが2つと、大きいパターンが1つできあがりました。これをあと2つ作ります。

Step. 5

Step2で作った小さいパターンを2つ作ります。
(①の下から表側へ、②③の間から裏側へ。①②の間から表側へ、③④の間から裏側へ。①②の間から表側へ、④⑤の間から裏側へ。①②の間から表側へ、③④の間から裏側へ。①の下から表側へ、②③の間から裏側へ。①に1回巻く。)

小さいパターンを2つ作る

Step3で作った大きいパターンを1つ作ります。
(①の下から表側へ、②③の間から裏側へ。①②の間から表側へ、③④の間から裏側へ。①②の間から表側へ、⑤の上から裏側へ。①②の間から表側へ、③④の間から裏側へ。①の下から表側へ、②③の間から裏側へ。①に1回巻く。)

大きいパターンを1つ作る

Step. 6

小さいパターンを2つ、大きいパターンを1つ作ります。

小さいパターンを2つ、大きいパターンを21つ作る

さらに2つ小さいパターンを作り、最後に①に2、3回巻いてワイヤーウィーブは終わりです。

小さいパターンを2つ作って、1に数回巻く

編み始めと編み終わりの#26の尻尾は切り取ります。

編み始めと終わりのあまりを切り取る

Step.7

①と②以外の3本を引き抜きます。引き抜いたワイヤーはもう使いませんが、捨てるのはもったいないのでまた別の作品に使用してください。
ワイヤーウィーブの中心の大きいパターンと、2本の#20ワイヤーの中心を揃えてください。

①と②以外の3本を引き抜く
中心の大きいパターンを2本のワイヤーの中心を揃える

ワイヤーウィーブを左右から中心に向けて押して隙間を詰めておきます。

ワイヤーウィーブを詰める

Step. 8

ワイヤーウィーブの表側を10mmくらいの棒に当てて巻き付けます。表面が内側、裏面が外側です。
ワイヤーの先は互い違いに組み合わせます。

ワイヤーウィーブの表側を1cm位の棒に当てて巻き付ける
ワイヤーの先は互い違いに組み合わせる

ワイヤーウィーブを開いて平たい形にします。長い方の#20が表側に、短い方の#20が裏側になっていることを確認してください。

ワイヤーウィーブを開く

Step. 9

20cmの#30ワイヤーを用意してください。

時計で言うと6時の所にある大きいパターン(青でハイライト)部分の2本の#20の間に、千枚通しを使って少し隙間を作ります。

6時部分のワイヤーウィーブ
千枚通しを使って少し隙間を作る

ここに#30ワイヤーを通し、両端をそろえておきます。

隙間に#30ワイヤーを通す

#30に8mmビーズを通します。

#30に8mmビーズを通す

長い方の#20を外側に反らしてから、枠とビーズの隙間ができるだけ小さくなるように形を縮めます。ビーズの上部分も、内側のワイヤーをビーズに密着させるように整えます。

長い方の#20を外側に反らす
ビーズの上部分に内側のワイヤーをくっつける
枠が完成

内側の#20に#30を数回巻き付けて固定します。左右どちらでもいいです。

内側の#20に#30を数回巻き付けて固定

Step. 10

長い方のワイヤーをそろえて、枠から2cm位のところをフラットノーズを使って前面に向けて直角に折り曲げます。

長い方のワイヤーをそろえる
枠から2cm位のところをフラットノーズを使って前面に向けて直角に曲げる

#20の裏に4mmくらいの棒を当てて曲げます。

#20の裏に4mmくらいの棒を当てて曲げる
直角に曲げた部分を押しつける

短い方の#20を、直角に折り曲げた部分に1回ずつ巻き付けて固定し、残りは切り取ります。

Step. 11

Step10で固定した部分の下の#20を、チェーンノーズを使って斜め上に向けて曲げます。

さらに前面に向けて曲げ、枠から1cm位のところでカット。

前面に向けて曲げ、枠から1cm位のところでカット

先端を小さな輪にして、ビーズの上に飾ります。

先端を小さな輪にして、ビーズの上に飾る

Step. 12

8mmビーズを留めた#30ワイヤーを、輪の少し上に1回ずつ巻きます。

#30ワイヤーを、輪の少し上に1回ずつ巻く

2.5mmビーズの左右から#30ワイヤーを通します。

2.5mmビーズの左右から#30ワイヤーを通す
2.5mmビーズを設置

ビーズの裏側の#20に数回巻いてから残りを切り取ります。

ビーズの裏側の#20に#30を数回巻く

Step. 13

放射状の飾りをチェーンノーズでつまんで形を整えます。

放射状の飾りをチェーンノーズでつまむ

この飾りは長い線(ピンク)の横に短い線(青)が並んでいますが、長い方は先端だけを、短い方は根元からつまむと、少し立体感が出る気がします。

放射状の飾り
短い方の選は根元からつまむ

FIN

完成