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ピアスを作りながら学ぶ、2種類のメガネ留めの作り方&つなぎ方 -レシピ47-

メガネ留めのやり方は以前にも書いたんですが、そんなことはすっかり忘れてまた書いてしまいました。(新年早々…💧)

でも前回より詳しく書けたと思うので、まあいいか😅

この記事の通りに作っていくと、メガネ留めの練習をしながらトップ画像のようなピアスが出来上がるようになっています。

ピアスを作りたい人は以下の素材と26ゲージワイヤーを一巻き用意しておいてください。ビーズの大きさは5mm~20mmくらいで、お好きなデザインのもので構いません。メガネ留めの練習をしたいだけならピアス金具は必要ありません。

ピアスの材料

ちなみにピアス金具の作り方はこちらの過去記事で解説しているので、よかったら作ってみてください。

メガネ留めとは

メガネ留めとプリングルスのおじさん

ここでいうメガネ留めというのは、もちろんメガネを首から吊り下げる紐の事ではなくて、ワイヤーを使ってビーズなどを繋いだり吊り下げたりできるようにする輪のこと、もしくはその技法のことです。丸カンやTピンを使った場合とは違い輪が完全に閉じているので、軟らかいワイヤーで作っても頑丈に繋ぐことができます。

いろいろバリエーションはありますが、基本的にはドロップビーズなどを吊り下げるエンドタイプと、チャームと金具などを中継し連結するタイプの2種類です。上の写真で戯れにプリングルスのおじさんに乗せたのは中継するタイプです。(ふつうは輪と輪の間にビーズを通します)

名前の由来は、おじさんを見てもらえれば分かる通り、形がメガネみたいだからです。ちなみに、英語だと"Wrapped wire loop"とか"Wrapped loop"などと言います。テストには絶対出ません。

ワイヤーアクセサリーの基礎中の基礎なので本などではさらりと説明されていますが、綺麗に作るにはけっこう練習が必要になります。

吊り下げ用メガネ留めのやり方

吊り下げ用メガネ留めのやり方

まずは横穴タイプのドロップビーズなどを吊り下げるメガネ留めを解説します。これさえできればどんなビーズもチャームに早変わりです。

用意するもの

  • #26(0.45mm)ワイヤー
  • ドロップビーズ(横穴) 1個
  • ラウンドノーズプライヤー(丸ペンチ)
  • チェーンノーズプライヤー(ラジオペンチ)
  • ニッパー
補足
  • プライヤー類についてはこちらの記事を、ワイヤーについてはこちらの記事を参考にしてください。
  • ドロップビーズの大きさはなんでもいいんですが、縦10mm前後から20mmくらいまでの物を使うといいと思います。私が使っているビーズは縦9mm横6mmです。

Step. 1

横穴の滴形ビーズと、10cmくらいの26ゲージワイヤーを用意します。

吊り下げ用メガネ留めのやり方 step1

ワイヤーの中心部分にビーズを通し、上に曲げてビーズの上でクロスさせます。

吊り下げ用メガネ留めのやり方 step1

Step. 2

クロス部分のすぐ上をチェーンノーズプライヤーで固定して、ビーズを回してワイヤーを1,2回ねじります。ビーズ穴部分に負荷がかかるので、ガラスビーズの場合は割れないよう注意してください。

吊り下げ用メガネ留めのやり方 step2
吊り下げ用メガネ留めのやり方 step2

ねじり終わり部分で片側のワイヤーを切り取ります。長さに差がある場合は短い方を切ってください。残ったワイヤーは2時の方向を指す角度にしておきます。残ったワイヤーは10時の方向を指す角度にしておきます。

吊り下げ用メガネ留めのやり方 step2

Step. 3

ねじり終わり部分をラウンドノーズプライヤーで掴み、反時計回りに8時の方向まで曲げます。ねじり終わり部分をラウンドノーズプライヤーで掴み、時計回りに4時の方向まで曲げます。

吊り下げ用メガネ留めのやり方 step3
吊り下げ用メガネ留めのやり方 step3

この部分を環にしたい訳ですが、このままだとプライヤーがジャマです。なのでプライヤーを写真のように持ち替えてください。

吊り下げ用メガネ留めのやり方 step3

ワイヤーを3時の方向まで反時計回りに曲げます。ワイヤーを9時の方向まで時計回りに曲げます。

吊り下げ用メガネ留めのやり方 step3

Step. 4

プライヤーを左手に持ち替えて、ワイヤーが12時の方向を指すように横向きにします。プライヤーを右手に持ち替えて、ワイヤーが12時の方向を指すように横向きにします。

吊り下げ用メガネ留めのやり方 step4

ワイヤーをねじった部分に2,3回巻き付けます。

吊り下げ用メガネ留めのやり方 step4
吊り下げ用メガネ留めのやり方 step4

残ったワイヤーを切り取って、端を押さえたら完成です。

吊り下げ用メガネ留めのやり方 step4
吊り下げ用メガネ留めのやり方 step4

中継用メガネ留めのやり方

中継用メガネ留めのやり方

縦穴ビーズ(ビーズの中央を貫通する穴があるタイプ)を使ったメガネ留めを解説します。このメガネ留めはチャームと金具を連結したり、メガネ留め同士を連結してチェーンを作ったりするのに使います。

用意するもの

  • #26(0.45mm)ワイヤー
  • 丸ビーズ 1個
  • ラウンドノーズプライヤー(丸ペンチ)
  • チェーンノーズプライヤー(ラジオペンチ)
  • ニッパー

Step. 1

穴が中心を貫通しているビーズと、10cmくらいの26ゲージワイヤーを用意してください。

中継用メガネ留めのやり方 step1

ワイヤーを先端から3,4cm位のところで2時の方向に曲げます。ワイヤーを先端から3,4cm位のところで10時の方向に曲げます。

中継用メガネ留めのやり方 step1
中継用メガネ留めのやり方 step1

Step. 2

曲げた部分のすぐ上をラウンドノーズプライヤーで固定し、ワイヤーの先を反時計回りに8時の方向まで曲げます。曲げた部分のすぐ上をラウンドノーズプライヤーで固定し、ワイヤーの先を時計回りに4時の方向まで曲げます。

中継用メガネ留めのやり方 step2

プライヤーを写真のように持ち替えて、3時の方向まで曲げます。プライヤーを写真のように持ち替えて、9時の方向まで曲げます。

中継用メガネ留めのやり方 step2

プライヤーを左手に持ち替えて、短い方を長い方に2回ほど巻き付けます。プライヤーを右手に持ち替えて、短い方を長い方に2回ほど巻き付けます。

中継用メガネ留めのやり方 step2
中継用メガネ留めのやり方 step2

Step. 3

環の上にビーズを通します。

中継用メガネ留めのやり方 step3

ビーズ穴のすぐ上をチェーンノーズプライヤーの先端でつまんで、2時の方向に曲げます。 ビーズ穴のすぐ上をチェーンノーズプライヤーの先端でつまんで、10時の方向に曲げます。

中継用メガネ留めのやり方 step3

あとはstep2と同じです。ラウンドノーズプライヤーで環を作り、環の下に巻き付けます。ビーズが上下に動かなくなるまで巻いてください。

中継用メガネ留めのやり方 step3
中継用メガネ留めのやり方 step3

あまりを切り取ったら完成です。

中継用メガネ留めのやり方 step3

メガネ留めを使ってパーツを連結

メガネ留めを使ってパーツを連結

基本的なメガネ留めが2種類できたので、次にこの2つのメガネ留めをメガネ留めで連結してみましょう。環が完全に閉じているタイプのチャームなども、このやり方で連結することができます。

用意するもの

  • #26(0.45mm)ワイヤー
  • ビーズ 1個
  • 連結するパーツ 2個
  • ラウンドノーズプライヤー(丸ペンチ)
  • チェーンノーズプライヤー(ラジオペンチ)
  • ニッパー

Step. 1

穴が中心を貫通しているビーズと、10cmくらいの26ゲージワイヤーを用意してください。私は縦穴のハート形フラットビーズを使いますが、普通のラウンドビーズで大丈夫です。

メガネ留めを使ってパーツを連結 step1

ワイヤーを2時の方向に曲げてから環にします。このとき、ワイヤーが1周したところで写真のように少し隙間を空けておきます。

メガネ留めを使ってパーツを連結 step1
メガネ留めを使ってパーツを連結 step1

Step. 2

環の部分に連結したいパーツを1つ通します。

メガネ留めを使ってパーツを連結 step2

短い方が12時の方向を指すように横向きに持って、環の下にワイヤーを数回巻き付けます。

メガネ留めを使ってパーツを連結 step2
メガネ留めを使ってパーツを連結 step2
メガネ留めを使ってパーツを連結 step2

Step.3

ビーズを通します。上下のあるデザインのビーズの場合は向きに注意してください。

メガネ留めを使ってパーツを連結 step3

"中継用メガネ留め"のstep3と同じようにして2時の方向に曲げ、輪を作ります。

メガネ留めを使ってパーツを連結 step3
メガネ留めを使ってパーツを連結 step3

先ほどと同じように少し隙間を空けて、連結したいパーツを通します。

メガネ留めを使ってパーツを連結 step3
メガネ留めを使ってパーツを連結 step3

Step. 4

環の下にワイヤーを巻き付けます。ビーズが上下に動かなくなるまで巻き付けて、あまりを切り取ったら完成です。

メガネ留めを使ってパーツを連結 step4
メガネ留めを使ってパーツを連結 step4

飾りビーズのないメガネ留め

飾りビーズのないメガネ留め

最後に、2つの環の間にビーズを使わないメガネ留めを解説します。

用意するもの

  • #26(0.45mm)ワイヤー
  • 連結するパーツ 2個 (任意)
  • ラウンドノーズプライヤー(丸ペンチ)
  • チェーンノーズプライヤー(ラジオペンチ)
  • フラットノーズプライヤー(平ペンチ)
  • ニッパー

Step. 1

10cmくらいの#26ゲージワイヤーを用意します。メガネ留めを作る練習なのでワイヤーだけでもいいんですが、せっかくなので私はこれまでにメガネ留めで連結したパーツとピアス金具を連結したいと思います。

飾りビーズのないメガネ留め step1

左手でラウンドノーズプライヤーを持ち、ワイヤーの端から4cm位のところをつかみます。右手でラウンドノーズプライヤーを持ち、ワイヤーの端から4cm位のところをつかみます。

飾りビーズのないメガネ留め step1

横向きの小さな雫形を作ります。

飾りビーズのないメガネ留め step1

Step. 2

ワイヤーがクロスしている部分のすぐ横をフラットノーズプライヤーでつかんで、ねじります。雫形が輪になるまでねじってください。

飾りビーズのないメガネ留め step2
飾りビーズのないメガネ留め step2
飾りビーズのないメガネ留め step2

Step. 3

短い方のワイヤーを切り取ります。

飾りビーズのないメガネ留め step3

ねじり終わり部分を輪にして、連結するパーツがある場合は連結します。

飾りビーズのないメガネ留め step3
飾りビーズのないメガネ留め step3

Step. 4

あとは"吊り下げ用メガネ留め"でやったように、ねじった部分にワイヤーを巻き付けて輪を閉じます。

飾りビーズのないメガネ留め step4

反対側の輪の根元まで巻けたら、余ったワイヤーは切り取り、端を押さえます。

飾りビーズのないメガネ留め step4

Step. 5

ピアス金具を取り付ける場合は、ピアス金具の輪を丸カンと同じように開いて連結します。丸カンの開閉の仕方はこちら

飾りビーズのないメガネ留め step4
飾りビーズのないメガネ留め step4

Fin

メガネ留めを使ったピアスが完成

太いワイヤーを使う場合

あまりないとは思いますが、#22や#20のような太いワイヤーでメガネ留めを作る場合、ねじったワイヤーの上にさらにワイヤーを巻き付けるとかなりの太さになってしまうため、"中継用メガネ留め"と同じやり方をした方がいいと思います。

その際は、ワイヤーを巻き付けるときに左右のワイヤーをそれぞれ逆方向に巻いてください。そうすると、ワイヤーの切り口同士が向かい合って、隙間なく巻き付けることができます。

太いワイヤーで使ったメガネ留めをする場合のコツ
太いワイヤーで使ったメガネ留めをする場合のコツ

もしも同じ方向に巻くと、こんな風にどうしてもワイヤーが巻けない部分ができてしまいます。あら捜しでもしなければ見つけられないような小さなミスですが、全体的に何となく雑な印象になるので気をつけましょう。