少し前にワイヤーを使った2種類のメガネ留めの記事を書きましたが、Tピンや玉ピン(ボールピン)を使っても同じようなことができます。
Tピンとは、片側の端が平らになっていて、釘のような形をしたアクセサリー用の素材です。横から見るとアルファベットのTのように見えるため、こんな名前が付いています。
Tピンの平らな部分を玉状にして、ちょっとかわいくしたのが玉ピンです。Tピンと同じように使えます。
今回はピアスを作りながら、Tピンを使ったメガネ留めのやり方を解説します。玉ピンでもまったく同じように作れるのでお好きな方を使ってください。
ピアスはいいからメガネ留めだけ作りたい、という人は目次のstep5をタップしてください。
用意するもの
- #20(0.9mm)ワイヤー
- Tピン、または玉ピン:2本
- 8mm前後の丸ビーズ : 2個
- 直径3mmくらいの丸カン:2個
- ピアスフック
- ラウンドノーズプライヤー(丸ペンチ)
- チェーンノーズプライヤー(ラジオペンチ)
- フラットノーズプライヤー(平ペンチ)
- ニッパー
- やすり(任意)
- ハンマーと金床(任意)
作り方
Step. 1
10cmの20ゲージワイヤーを用意してください。
中心をラウンドノーズの3mm位の太さの部分でつかんで、輪にします。ワイヤーの角度は90度よりは少し広いくらい(120度くらい?)にしておきます。
Step. 2
プライヤーを左手に持ち替えて、右手でワイヤーを2cmねじります。プライヤーを右手に持ち替えて、左手でワイヤーを2cmねじります。この時、ワイヤーの角度を一定に保つのが綺麗にねじるコツです。うっかりすると片方のワイヤーにもう片方が巻き付いている状態になりがちなので、1回ねじるごとに角度を確認してください。
Step. 3
端側が上になるように縦に持ち、右側のワイヤーをねじり終わり部分で切り取ります。そのまま切り取ると、ワイヤーの端が浮いた状態になりやすいので、一旦右のワイヤーを奥側に向けて曲げてから切るといいです。端側が上になるように縦に持ち、左側のワイヤーをねじり終わり部分で切り取ります。適当に切り取ると、ワイヤーの端が浮いた状態になりやすいので、一旦左のワイヤーを奥側に向けて曲げてから切るといいです。